持病がある人が留学前準備・中・後にするべきこと

持病があるけれど留学をしたいあなたに、心臓病を抱えつつ10ヶ月のスイス留学をした私が自信の反省を兼ねて安全に留学をするための心得をお伝えしたいと思います。


留学中、心臓病を抱えた人の体調がどのように変化していったかは、別記事の「【体調の変化に注意】心臓病があるのに留学&一人旅をした結果」をご覧ください。



今回の記事は、

・持病があるけれど、留学をすると心に決めた人

・自分の持病を軽く考えており、留学予定だけれどあまり心配してない人

に是非読んでもらいたいと思っています。留学準備の参考にしてください。




留学前の準備でするべきこと

主治医に相談する

まずはじめに、本当に自分の体調で留学に行っても良いのか主治医に相談しましょう。


自分は自分の体調を大丈夫だと思っていても、体は環境の変化に耐えられるか分かりません。「病は気から」を過信するのは良くありません。



きちんとお医者さんから許可を得てから留学を検討しましょう。



留学許可が下りたら、簡単なカルテを英語で書いて持たせてもらうのがおすすめです。



留学先で病院にお世話になるようなことがあった時、上手く詳細に英語で自分の病状を説明できますか?もし、自分の病状を代わりに説明してくれる簡単なカルテがあれば、それに沿いながら、現地のお医者さんも日本の主治医と連絡を取り合うなどしてふさわしい治療を行ってくれるでしょう。



留学先を検討する

留学先の選び方もとても大事です。その環境はあなたの体調に合っているかどうか検討してください。


例えば私は、スイスのルツェルンと言う場所に留学していましたが、そこは標高400mで私の持病にはあまり良くない環境でした。


標高だけでなく、暑すぎたり寒すぎたりしないか、衛生状態はどうかなども留学先を決めてしまうまでにチェックしてください。




海外保険に加入する

もし留学先で持病が悪化したとき、病院に行かなければいけません。しかし、国によっては海外での診察・治療は保険適用外となって超高額な医療費を払わなければならないのです


そこで、留学前に保険に入らないと行けないのですが、持病があると入れない海外保険もありません。しかし、そこで嘘をついて通常の保険に入るのは御法度です。


「持病(既往症)があっても加入できるおすすめの海外旅行保険」では、持病があっても入れる保険が紹介されているので見てみてください。




留学前のTO DO
・主治医に留学許可をもらう

・自分の病状を英語で説明してある簡単なカルテを主治医に書いてもらう

・自分の体調に合った環境を留学先に選ぶ

・持病があっても入れる保険に加入する






留学中に気をつけるべきこと

規則正しい生活を送る

留学先では、パーティーやクラブ、そして課題と日本にいるときより夜の時間が充実することでしょう。楽しくてすることは一杯あるから、つい夜更かししがちになります。


しかし、持病がある私たちには不規則な生活は健康の大敵です。きちんと睡眠や栄養が取れていなかったり、昼夜逆転の生活を送っていたり、運動不足だったりしたら、副交感神経と交感神経のバランスが崩れ体調に大きな影響を与えます。



たまにであれば、せっかくの留学生活なのだから羽目を外すのも良いですが、他の持病のない体の強い友達と全く同じ生活をするのは控えた方が良いでしょう。






体調管理をする

特に、私のような循環器の持病を持っている人は体重や血圧が体調に直結します。


体重維持のためだけでなく、むくみによる急激な体重の増加を把握するために体重測定は大切です。購入しておきましょう。



また、血圧も自分では気づかない体調の変化を真っ先に教えてくれるシグナルの役割をしています。特に心臓病を持っている人は大切です。



女性は体調が悪くなるとホルモンバランスも悪くなるので、検温する機械を持って行き毎日基礎体温を測って体調管理をするのも良いでしょう。





主治医や日本に居る家族に連絡する

もし、体調の変化が気になったときは「気のせい」と思わず、心配されると行けないからと言って隠さず、真っ先に相談しましょう。


日本にいる家族に打ち明ければ、主治医と相談して留学先で出来ることを教えてくれるかもしれません。


また、留学前に主治医と連絡先を交換しておいて、このようなときに電話やメールで相談できる環境をつくっておくことをおすすめします。



何より自分が安心できますし、ネット情報に惑わされず専門家の意見に従い、正しい行動を取ることが出来ます。






「もしもの時」の準備をする

もし、持病が原因で留学先で倒れてしまったらどうしましょう。周りの人は居ないかもしれないし、運良く周りの人が介抱してくれたとしても自分の病状にあった正しい治療が受けられないかもしれません。


「もしも」なんて信じたくありませんが、海外で自分のことをよく知ってくれる家族が居ない状況だからこそ「もしも」という最悪の状況を想定して準備をしなければ行けません。

・現地の緊急時連絡先(日本の110番119番の代わりになる物)

・自分の病状を英語で説明した紙を常備

・保険会社と提携している病院のチェック

・自分が話せないとき、どのように家族と連絡を取るか
                                
etc.

など、想定して準備しておけば万が一何かあっても自分や周りの人も上手く対処できるでしょう。





留学中のTO DO
・規則正しい生活を送る

・体重・血圧・体温を毎日はかって体調を管理する

・体調面に不安が出てきたら留学先からでも親や主治医に相談する。

・緊急連絡先など、体調を崩したときに必要な情報を準備しておく








留学後にするべきこと

ゆっくり休む

留学から帰ってきて、環境の変化にストレスを感じるのももちろんですが、やはり長距離移動は体力を使います。


留学から帰ってきて、英語の試験を受けに行ったり、祖父母に挨拶に行ったり、やらないと行けないことは沢山あるでしょうが、まず体をゆっくり休めて時差ぼけを治し、元気になってから動きましょう。


留学帰りの休養も大事な留学生活の一つです。






主治医にすぐ診察をしてもらう

留学先で病院にかかっていたり、大きな体調の変化などがあれば、まずその出来事をまとめて主治医に報告しましょう。


もしそんなことがなくても、帰国後すぐに主治医に診てもらうことをおすすめします。ストレスや環境の変化で持病に影響があるかもしれません。



一年近く、それ以上に渡る留学なら精密検査もしてもらえるはずです。念のため検査をしてもらい、何も影響がないと分かってから日常生活に戻りましょう。





留学後のTO DO
・体を休める

・主治医を訪ねて、留学先での体調の変化の報告をし、持病に問題は無いかチェックをしてもらう。








まとめ

いかがでしょうか、持病があると留学準備も留学中も大変だとおわかりいただけたでしょうか。しかし、10ヶ月の留学を経て持病を悪化させてしまった私からいうと、これくらい準備をしなければ留学に行く権利は無いと思います。



せっかく未来に胸を躍らせて海外留学をするのに、持病を悪化させてしまったのでは最悪です。「留学に行ってしまったせいで体を壊した」なんて後悔をしてほしくありません。




きっちり準備をして、「持病があっても、体が弱くても留学へ行ける」ということを周りに証明して、自分を誇りに思ってもらいたいです。




それでは素敵な留学生活を楽しんでおくってください!






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ABOUTこの記事をかいた人

 英語を全く話せないのに、立命館大学国際関係学部の英語で単位を取るコースに入学し、それ以降外国語学習に勤しんでいます。持病の心臓病を抱えながらも、大学三回生の頃に10ヶ月間、スイスのルツェルン応用科学大学に交換留学をし、アイスランド・イスラエル・オーストリアなど各国を旅行してきました。TOEICは865点を取得しています。  英語習得に関する情報だけでなく、海外のおしゃれ情報などもお届けしていきたいと思っています。