
「せっかく留学したけれど、全然英語話せない・・・」とお悩みの方、自分に設定したハードルが高く自己評価が低すぎる人を除いて今すぐすべきことをご紹介します。
一年近く留学期間があるうちの半年までなら、そこまで気にしなくても大丈夫です。一気に英語力がこれから伸びる可能性はあります。読まなくて良いです。
しかし、もう留学期間がほとんど/完全に終わってしまった方、今から挽回をかけて必死で取り組みましょう。
せっかく高いお金を出して留学に行ったにもかかわらず、全く英語が話せなかったら情けないし、お金を出してくれた親にも申し訳ないですよね。
この記事では
・何故、あなたは英語を話せるようにならなかったのか
・いち早く話せるようになるには何をすれば良いか
について書いていきます。自分の行動と照らし合わせて読み進めてみてください。
あなたが話せていないのは、時間をかけていないから

あなたが英語を留学中に話せるようにならなかった理由なんて決まっています。自分の言語習得能力のわりに、英会話にかける時間が少なかったからです。それ以上でもそれ以下でもありません。
中には留学に行っていたのに日本人ばかりとつるんで、英語の学習をサボっていたから話せるようにならなかった人もいるでしょう。
しかし、そんな人はごくわずかではないかと思います。周りの人と同じように真面目に勉強してきたつもりだけれど、何故か周りの人より話せるようになっていない気がするのではないですか?
私もそうでした。サボっていたわけではないのに、全然話せるようになっていませんでした。
真面目に英語に触れていたのに話せるようになっていない人の落とし穴がこちらです。実は以下の2つは英会話習得に役に立っておらず、英会話にかける時間として換算されませんのでご注意ください。
課題に必死になっていた…
リーディングの宿題や文法・単語習得のためのプリントの宿題など、学校に通うと課題はつきものです。
特に交換留学で現地の大学の正規の授業を取ると、課題の多さだけでなくテスト勉強にも時間を取られるでしょう。
確かにそれらの課題は英語力アップには役立ちますが、日本に居てた頃からおなじみの座学です。それで話せるようになっていないから留学に来ているのです。
とはいえ、課題をしなければ成績に響きますのできちんと取り組みましょう。しかし、英語を話せるようになることに重点を置くなら、座学の課題は軽めに終わらせてしまいましょう。
積極的に話していなかった…
いつも聞き役にまわっている人、留学先でも聞き役に回って実はあまり発言していないのではないですか?
話そうと思っていても、会話のテンポについていけなかったり英語が聞き取れなかったりして、友達が話しているのを見ていることが多いなんてことになっていませんか?
その状況は英会話を習得するために頑張っているとは言えません。頑張って話すことがどうしても出来ないのなら、その時間は英会話習得にとって時間の無駄になるでしょう。自宅で英語を話す時間を増やすことをおすすめします。
英語を話す時間を増やすには

話す時間を増やすならオンライン英会話一択!!
留学に行って、うまく英会話の練習に時間が取れず英語が話せないと嘆いているあなたには、もうオンライン英会話しかありません。
留学中だとしても、いや、留学中だからこそオンライン英会話を使ってください。
なぜならオンライン英会話は、自分の発言量を最大にできる場だからです。自分はお客さんだから、言葉に詰まろうが回答に悩もうが、講師はずっと待っていてくれます。
また、人との関係を構築する日常会話ではなく、あくまで会話練習なので会話のキャッチボールを気にすることなく、一方的に話したいことを話してもOKです。
留学先で話す時間が取れなかったり、友達との会話で入っていけず英会話の練習が出来なかったりする人は、留学先でもオンライン英会話の利用をおすすめします。
また留学から帰ってきた人も、日本にいて英会話の時間を効率よく作るにはオンライン英会話が最もおすすめと言えます。
オンライン英会話の選び方
オンライン英会話に選ぶ上で注意してほしい点が4点あります。
・毎日1時間以上のレッスンを受けられるか
・格安で受講できるか
・マンツーマンレッスンか
・定期的にスピーキングのレベルチェックテストを受けられるか
今回の場合、大切なことは「英語を話す時間をいかに増やすか」です。質より量を重視しましょう。なので、マンツーマンレッスンで毎日1時間は受けられる方が良いです。
しかし、留学した上に英会話を受けるのだから受講料は安い方が良いし、特に教えてもらうこともなく、ただ発話する練習をするだけなら講師や教材の質にこだわらなくても良いことから、高いお金を払って受けなくてもいいです。
また、モチベーション維持と英会話力がアップしているかの確認のために、月に一回無料でスピーキングレベルテストを受けられる方が良いです。これらのテストはきちんと自分の英会話力に対してフィードバックもしてくれるので、IELTSやTOEFLなどわざわざ高額の英語試験を受けに行かなくても大丈夫です。
ちなみに、私は以下の3社をおすすめします。
オンライン英会話をしていない時間にできること
オンライン英会話をしていない時間にも出来ることはあります。留学したのに英語が出来ないと焦っているなら以下のことにも取り組み英語漬けになりましょう。
音読(30分以上)
発音やイントネーションをよりネイティブに近づける練習になるだけでなく、リスニングにも効果があります。CD音源に合わせて真似をするように音読をするとさらに効果があります。
リーディング(1時間以上)
学校の課題で忙しい人は取り組まなくても大丈夫ですが、リーディングも英会話力の底上げにはもってこいです。様々な表現のインプットにも役立つので、使えそうな表現をストックできます。
単語・例文暗記(1時間以上)
英語を話すときには、ボキャブラリーの豊富さやこなれた表現も大切になってきます。話すというアウトプットだけでなく新しい表現を覚えるというインプットも大切です。例文も一緒に暗記して、正しい単語の使い方も学びましょう。
おすすめは「DUO3.0」です。アメリカ英語ですが、会話や論文などで頻出する表現のみを掲載してあり、最低限の例文を覚えれば良いという無駄のない単語帳になっています。
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日記を書く(30分)
今日の出来事や考えたことをノートにまとめる時に英語を使うのもライティング力アップだけでなくスピーキング力アップにつながるのでおすすめです。
書くことでさらに考えが深まるので、「英語で考える」という習慣にもなります。スピーキングをしないときは、書くことで英語のアウトプット力を鍛えてみるのはいかがでしょうか。
その他、日常生活にも英語を徹底的に取り入れる
焦りに焦って、根詰めて英語に触れたいという方は英語を勉強していないときでも英語に触れることを心がけましょう。
音楽を聴きたいときや、ニュースサイト、Instagram、twitterで情報収集をしたいときにも触れる物はすべて英語にする、などが上げられます。
中には、日本人の友達との会話や日本にいる家族との連絡にも英語を使うなど徹底して日本語を排除し、英語漬けにして英語がペラペラになったひともいます。
この際なら、「日本語使ったら死ぬ」とまで覚悟を決めて取り組んでみてはどうでしょうか?
まとめ:全てを3ヶ月続けたら話せるようになっている
実は、日本人が英語を習得するのに必要な時間は2000時間と言われています。しかし、中・高の授業で半分の1000時間はクリアしています。と言うことは残り1000時間で習得してしまえるということです。
先ほど上げたスケジュールで英語に触れることが出来れば一日で10時間近く英語に費やすことが出来るでしょう。と言うことは、今から100日(約3ヶ月)で英語習得が可能なのです。
また、語学学習はコツコツゆっくり進めるより、一定期間に詰めて行う方が効果が期待できるとされています。
「留学しているのに英語が話せない」と困っている今こそ、鉄は熱いうちに打てと言うことで徹底して英語を学んでみてはいかがでしょうか。
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